社団法人 東京都小学校PTA協議会

東京都小学校PTA協議会広報委員会による公式ブログです。
<< 第21回広報紙コンクール表彰式 | main | 子どもたちの「こころを育む活動」を募集中! >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
『 子どもたちの未来があぶない』 金メダリスト米田功さんからのメッセージ

東京都あいさつ運動チャレンジプロジェクトにも参加し、都内の子どもたちと触れ合う活動を続けている、アテネオリンピック体操の金メダリスト米田功さんが、日頃の活動を通して感じていることを保護者の皆さんに伝えたいということで、先日の広報紙コンクール表彰式後に、短い時間でしたが、お話をしていただきました。
時間の都合で伝えられなかったことも含め、資料を預かりましたので、保護者の皆さんへのメッセージとして、都小Pブログに転載いたします。


 ※米田功さんの活動については、こちらをごらん下さい → こちら(米田功こども体操教室)





●「疲れたー」「出来ない」「きつい」などとすぐに言ってバテてしまう
●集中力が続かずボーっとしてしまう
●最後まで頑張らない
●転び方を知らない
●肥満傾向だ




子どもたちの体力低下が止まらない・・・

文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力・運動能力は、昭和60年ごろから現在まで低下傾向が続いています。現在の子どもの結果をその親の世代である30年前と比較すると、ほとんどのテスト項目において、子どもの世代が親の世代を下まわっています。

≪体力低下の原因≫

国の中央教育審議会が平成14年9月に文部科学大臣へ答申した「子どもの体力向上のための総合的方策」では、子どもの体力低下の原因を次のように挙げています。

■保護者をはじめとした国民の意識の中で,子どもの外遊びやスポーツの重要性を軽視するなどにより,子どもに積極的に体を動かすことをさせなくなった。

■子どもを取り巻く環境については,
生活が便利になるなど子どもの生活全体が,日常的に体を動かすことが減少する方向に変化した。
スポーツや外遊びに不可欠な要素である時間,空間,仲間が減少した。
発達段階に応じた指導ができる指導者が少ない。
学校の教員については,教員の経験不足や専任教員が少ないなどにより,楽しく運動できるような指導の工夫が不十分との指摘がある。

■偏った食事や睡眠不足など子どもの生活習慣の乱れが見られる。

子どもたちの将来の可能性を広げるため、必要な時期に必要なことを!!

●幼児期
 
     
平衡感覚・バランス感覚や空間認知能力が著しく発達する時期です。
「空間認知能力」とは、空間のなかで位置や形などを認識する知能です。飛んでくるボールを掴むこと、狙った場所にボールを当てることや、物事の手順を考えるなどの能力です。   
<この時期の特徴>
・競争したがる
・仲間として認めてもらいたがる
・新しいことを少し知りたがる


   
●小学校1,2,3年    
この時期に神経系の発達が成人の9割程度のレベルに達し、さまざまな運動体験がその後の運動能力の発達に大きく影響を与える時期です。
思春期の準備期で運動を通じて集団活動に必要な社会性を学ぶ時期です。   
<身につけたいこと>
・物事に興味を持つ習慣
・先生を好きになる習慣
・常に全力投球する習慣



●小学校4,5,6年   
「心身の成長の黄金期」といわれ、骨や筋肉・精神面での著しい発達が見られ、心身のバランスを保つための大切な時期です。
<身につけたいこと>
・自分で最後までやりとげる習慣
・明るい性格で前向きの習慣
・達成の仕方に集中する習慣



子どもの脳の発育において、幼児から小学生の時期に体を動かすことはとても重要なことなのです。


■楽しむことが一番!
    

体力向上•健全育成を考える上で一番大切なことは、子どもたちに体を動かすことを好きになってもらうことです。
食事•運動•睡眠•勉強•社会知識•••と、大人が 子どもたちに伝えたい大切なことはたくさんあります。
しかし、それらを強制することは出来ません。
将来を考えれば考えるほど「もっと •••」になります。しかし、そうなるとどうでしょうか?
子どもたちから自分の意見が無くなってしまいます。
子どもたちに一番望むことは、自分を持つことです。
・自分で考えること
・自分で取り組むこと
これらは、「創造する力」「自立する力」につながり、将来の可能性を無限に広げると信じています。
大切なことは全て、本人が「楽しむ」ことから始まります。
・楽しいからこそ、自分で考えて取り組める
・楽しいからこそ、どんなことがあっても乗り越える
・楽しいからこそ、最後まで続けることが出来る
 
「楽しい」ことに子どもたちは全力で取り組み、一生懸命になります。全力で一生懸命に取り組むと、その先に「出来た!」があります。どんな小さなことでも「出来た!」を知ると、運動が苦手だった子も自ら進んで体を動かすようになります。
「先生これやって」「先生次はこうして」「先生見てて」
などと次々に注文が出てくるように、このときの子どもたちの創造力と取り組む姿勢は素晴らしいです。
心から笑顔になり、汗をかき、たくさん声をだすことが、子どもたちの心(メンタル)と体を強化し、心身ともに健全な育成・体力向上に必要な事だと感じています。
「楽しいことを見つけること」「楽しむことをいつまでも忘れないこと」
私たちは、「側転・開脚とび・逆上がり」など技術を教えると共に、基本となる動きや体を動かすことの「楽しさ」を伝えていくことを一番に考えています。

「体を動かすことってこんなに楽しいんだよ!」を体操を通じて伝えていきたいと思っています。






| 社団法人 東京都小学校PTA協議会 | 広報委員会 | 07:14 | - | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 07:14 | - | - |
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
+ SPONSORED LINKS
+ RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE